私の夢は、料理研究家になって、
たくさんの人に料理の楽しさ、大切さを伝えていく人になることです。
料理研究家の母を持つ私は、幼い頃から包丁を握ってきました。
私にとって料理を食べること、作ることは、
人生にとってとても重要なものだと感じます。
日本はせっかく四季を感じることができる国ですから、
そんな豊かな国で、四季折々の食卓を家族や大切な人と囲むことの大切さ、
人生を通して最も幸せな時間なのではないかと私は感じます。
いざ海外に来て、目の色が違えど、言葉は違えど、人としてその喜びは共通するものでした。
それを身を持って感じることができてとても嬉しかったです。
料理はその土地の文化、気候、さまざまな要因で作られています。
一つ一つのレシピとは、誰かが誰かを思って作られた、そんなあたたかいものだと思います。
食べること。それはとても当たり前のことのように思えますが、本当に本当に幸せなことなのです!!
私は”今日はRaluのレシピで作ってみようかな”なんていう些細なきっかけで
料理を作ることを今まで以上に楽しく感じてくれる人、そして自然と添加物から離れられる生活をできるようになる人、手料理を囲む食卓が一家でも、1人でも増えたら、とても幸せなことだなぁと思い、
わたしはシェフではなく、そんなきっかけを作ることができる料理家を目指すことが夢になりました。
そしてフランスに来たのは、
私は、日本の料理番組がとても真面目すぎると感じるから、、です!笑
私は料理に興味があるので楽しく観ることができますが、
番組にもよると思いますが、なかなかちゃんと観る気になる方は少ないのではないでしょうか、、、
私のリスペクトしているRachel khooさんや、
youtubeで見つけた様々な海外の料理番組の料理家さんたちは、とても楽しく、ハッピーに料理をしていて、
計量などもだいたい!なんてことが多く、本当に簡単そうに料理をちゃちゃちゃっと作り上げていました。
真っ赤なリップを塗って、手首にはブレスレットがぶら下がっていたり、シンプルなネイルを楽しむ人も。
今の日本では不衛生だ!というクレームの対象になりかねないような光景です。
ですが、料理とは本来楽しむものなのになぁ、、と、幼いながらにそう感じていた私にとって
とても引きつけられる光景でした。
もっと日本人も、楽しくHappyな料理番組を放送したらいいのに。。。
そうしたらきっと、もっと料理に興味がなかった人も
”楽しそう!やってみようかな!”
と思かもしれないのに、、、
私はそう思うようになりました。
ですが、ただ楽しすぎる料理をしていても、私は楽しいですが、、、
それはただのエンターテイメントになってしまいます。
私はしっかりと勉強して、そして楽しく伝えて行くことが大切だと感じました。
ですから修業期間あえて日本の常識を覆すような文化を持っているフランスへやって来ました!!
実際にきて、本当にフランス人は料理はもちろんですが、
人生を心から楽しんでいるように見えます。
最近ではワールドカップの時、友達が入院したのでお見舞いに行ったら、
ナースさんが頬にフランス国旗のペイントを施していました。笑
日本では批判されるようなことですが、フランスでは違います。
私の勤めるパティスリーでも、35を過ぎたシェフがとても陽気に仕事をこなし、
サービスのスタッフも、時には歌ったり、、、。
フランスでは常識でした。
今は慣れてしまいましが、最初は本当に驚きましたし、
なかなか受け入れられなかったことも多々ありました。
ですからわたしがこれからしようとしていることは、日本では
なかなか受け入れられないことなのかもしれまん。
ですが、私は、自分が楽しいと思える考え方、私スタイルの料理をみなさんにお見せしていけたらなと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
Ralu.