今の日本をは、とても便利な世の中になって、
スーパーやコンビニでたくさんのお惣菜を簡単に手に入れることができますよね。
私も利用することはありますし、とても便利でいいことだと思います。
ですが、そんな文化の裏側には、手作り離れをしてしまう家庭が増えてしまっています。
それは”別にいいじゃない”と思う方もいらっしゃるかと思いますが、そういったお惣菜には多くの添加物が含まれてしまっています。
知っていただきたい添加物事情を少しご紹介します。
①油でコーティングされたごはん
おにぎりのご飯を、水の中でかき混ぜると、油が浮いてくることが目に見えてわかります。
これは、ご飯が製造機械にくっついてしまわないように、また保湿や保存のために植物油を混ぜているのです。
ですが「ご飯」としか表示されないので、消費者には油が使われていることはわかりません。
②マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸
菓子パン等に多く含まれるトランス脂肪酸は、水素を添加した植物油を扱う過程で人工的に生成される副産物です。
動脈硬化、悪玉コレステロール、心臓疾患、ガン、免疫機能、認知症、不妊、アレルギー、アトピーなどへの悪影響が報告されており、既に米国では禁止とされています。
③次亜塩素酸ナトリウム(NaCIO)水溶液のプールで泳がせたカットサラダ
コンビニやスーパーで販売されているカットサラダは黒ずんでしまったら見た目も悪く売り物になりません。
ですから変色防止、殺菌・消毒などの処理が施されています。
カットサラダは次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)の水溶液につけて変色を防止します。
次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)とは特異な臭気(プールの臭いや漂白剤の臭い)を持っていて、酸化作用、漂白作用、殺菌作用があります。
この段階で野菜の持つ水溶性ビタミンは、溶液に流れてしまっているのです。。。。
さらに、シャキシャキ感を出すためにPH調整剤につけます。
カット野菜には、次亜塩素酸ナトリウムの表示はありません。
それはその後水ですすぐからくっついていない!という考えだそうです。
その為、表示義務が免除されています。
④pH調整剤
こちらは食品添加物の一括表記が認められているため1種類使われていても、何種類も使われていても、消費者にはpH調整剤を使用
しているということしか分からない仕組みになっています。
主なpH調整剤はリン酸塩、クエン酸、クエン酸ナトリウム、アジピン酸、などがあります。
リン酸塩:リン酸はpH調整剤の他にも調味料、乳化剤、膨張剤と、幅広く食品に使われています。
リン酸は摂取しすぎると骨がもろくなってしまったりするということがあります。
ほかにも、細かいくず肉や内蔵肉を軟化材で柔らかくして結着剤で固め、形状を整えた食肉のことを成形肉(せいけいにく)と
指しますが、様々な場所で実は使われています。
それを知っていて理解して便利だと思って食べることは否定することはありませんが、
こんな実態を知らずに毎日のようにコンビニ弁当等を口にしてしまっている方も多くいることが現実です。
最近流行中のサラダチキンは成形肉ではないそうですが、
パッケージの裏をみるとたくさんの添加物が使用されています。
私もこれらのことをちゃんと深く知ったのは、調理師を取得するために通った専門学校での一コマです。
コンビニ弁当は体に悪いよ〜ということは何となく知っていましたが、
学校では映像を見せられた時、本当の意味での添加物の怖さを思い知らされました。
たしかに、お弁当やサンドイッチを一週間ほど放置してしまっても、腐らないですからね。。(T_T)
その後、しばらくコンビニでお水以外何も買えなくなってしまったことは言うまでもありません。笑
これは今思い返しても過度な状態でしたので、
自分でも良くないとおもって、もう少し勉強し、成人している私が添加物をたまに少しとること、
それはさほど問題ないということがわかり、それからはたまに私も利用しています。
ですが、やはり、みんなが心から幸せでいるためには、健康状態といものは切っても切れないもの、
そして人の体は食べたもので作られていますから、
これから子供を育てる若い世代や、毎日のように食べていらっしゃる方は気にしてほしいなと思います。
食べる食べないは個人の選択の自由なので、知った上での価値観で選んでもらえたらいいなと思います。
You Tube 「フランスで働くパティシエの一日」からきました。食の安全に対して大変共感しました。中々実践できないものですけどほんの少しでも気をつけようと思いました。
お仕事をしながら色々な情報を発信することは、時間的にも色々と大変なのにスゴイですね。熱いものを感じたので思わずコメントしちゃいました。
お体に気をつけて。これからも楽しみにしています!